最近流行りのFoodTechとは。 FoodTech入門

Foodとtechnologyを組み合わせた造語です。完全栄養食や植物性代替肉、昆虫食などざまざまな分野に対し、最先端のITを活用して、食の持つ無限の可能性を広げていくことがフードテックで、さまざまなスタートアップ企業が挑戦している、今後伸びしろのある産業です。


フードテックとは?

2013年国際連合食糧農業機関が発表したレポートが大きなきっかけになりました。
https://www.jaicaf.or.jp/fileadmin/user_upload/publications/FY2013/SOFI2013J.pdf

日本では、このフードテック産業としてサポートしていくらしく、農林水産省や企業で協力して推し進めています。
www.maff.go.jp


このフードテックの大きな目標として、「世界の人口増加に伴う食糧不足・栄養不足を考えて食べていく」という考え方があります。

フードテックを進めることで、人類にとって重要な食糧問題、環境問題への対策にもつながっていき、よりよい地球環境の実現を可能にます。
これは全人類で行うべき行動かもしれません。


これまでの人類史での食は、いかに食料を長期で保存するか→ いかに美味しく食べるか → 廃棄食料を減らそう というステップでしたが、次のステップでは、このフードテックがトレンドであるようです。

今後はおいしさ、栄養だけではなく、ゴミ問題、動物保護、なども考えながら食生活を改善していく必要があります。

フードテックの分野

昆虫食

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昆虫食は、豊富なタンパク質を含み、これを畜産肉と置き換えることで、環境負荷も低く環境に優しい。
さまざまな企業が実用的な商品を出しております。ただ、最大のネックが虫であること。
この見た目が強烈なため、好まれないという最大の問題があります。

スマート農業

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IOTなどを活用してより効率的に食糧を生産します。

流通・配送

配送なども重要で、AIやICTを活用し、適切な量を適切な場所に流通させる技術は、フードロスの削減に大いに貢献します。

完全食などの食品開発

健康・体質に合わせた食品開発。
健康食品の分野では、必要な人に必要な栄養を含んだ食品開発をしています。
完全栄養食など、一食で必要な栄養素を含んだ食品などが開発されています。
lexus.jp