Rails 7.0正式リリース。Node.js不要でフロントエンド開発が楽になった。

Node.jsって実はよく分かってなくて、めんどくさいから使わずにいたのですが、Railsのデフォで使えるようになる??

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Rails 7の最大の変更点は、フロントエンド開発環境が刷新されてNode.jsを用いない構成がデフォルトとなったことでしょう。

Cloud9で新しくアプリ作る時に、手間が減りますね。

Rails 6では、優れたフロントエンド開発環境を実現するためにトランスパイラのBabel、モジュールハンドラのWebpack、Node.jsなどのツールが用いられていました。
これによりECMAScript 2015(ES6)のような新しいJavaScript言語仕様でプログラミングでき、Node.jsのさまざまなパッケージなどを開発に活用できて、Webアプリケーションを構成する複数のモジュールやファイルを結合するといった処理が実現されていました。
今回リリースされたRails 7では、これらのツールを用いない構成がデフォルトとなりました。Railsの開発者であるDHH氏はこれらを持ってRails 7を「Fullfilling a vision」(ビジョンを完全に満たすもの)と、ブログのタイトルにしています。

ちなみに、Railsの開発者であるDHH(David Heinemeier Hansson)は、実業家だったり、カーレーサーだったりといろんなことやってる人で、
2014年のル・マン24時間レースではLM-GTEアマクラスで優勝をしたり、同年には FIA 世界耐久選手権(WEC)でも同クラスのドライバーズチャンピオンに輝くなど、とにかくいろんなことをやってる人です。
最近は、イーロンマスクなどがよくメディアには出ますが、このDHH氏もまた、IT業界にとっての重要な人物であります。
デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン - Wikipedia


writer: tkm

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