現場にとってのデータの存在価値。仕事のやりがい。

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データの存在価値は、ビジネスに貢献することがゴールであり、

・どんなデータが、どのビジネスのどんな業務に貢献できるのか。

・あるビジネス・業務がどんなデータに依存しているのか。

・どこからデータを取ってどこのストレージに保存してどのビジネスで有効的に利用されているのか。

データの流れを可視化していくと、不整合、非効率な部分に気づいたりします。似たようなデータがあったり、カテゴリに分けられるものがあったり。
などもっと理想的なデータの流れを作るには、どうすればよいのでしょうか。
私たちは常に「あるべき姿」というのを追い求めることが必要になります。

その次のステップには、工数コストだったり、現場の人が不必要だと判断してしまったり。理想と現実という壁に当たることになります。
どんな正論や、「これの方が効率が良い」と言ったって、使う側の人が必要ないと思えば、どんなに効率化論を述べても、意味を成しません。
コミュニケーションと同じで、相互理解が必要だと、いまでも感じています。

過去に、SAS言語を使った現場で、PROC SQL(プロシージャ)を使ってはいけないという謎ルールがありました。これを使えば、高速だし、SAS言語をSQLで書けるし、わかりやすいし、メリットばかりなので、交渉を続けましたが、結果、現場ルールでSAS言語オンリーで描かなけれはなりませんでした。

どんな問題があっても、折り合いをつけつつも、「あるべき姿」のデータを作っていく仕事というのは、なかなかにエキサイティングで、他の仕事では味わえない経験であり、僕はこの仕事を毎日楽しんでいます。